行動起こすときの原動力となるのが意欲ですね。
自分の意欲を高める方法が分からなくてお困りの方はいませんか?
自分の脳タイプの特性に合わせた気持ちを切り替えるスイッチを持つことで、意欲を高めることができます。
本記事は、脳タイプから考える自分の意欲を高める方法とテクニックについてご紹介します。
1 脳タイプ
人は、脳のどの機能区分を優先して使うか(頭頂葉→触覚、後頭葉→視覚、側頭葉→聴覚)によって情報の取り方が違います。
情報の取り方の違いが感覚・思考・行動に関連しており、意欲を高めるための方法に違いがでます。
・触覚を司る頭頂葉を優先タイプ:触覚タイプ➡手タイプ
・視覚を司る後頭葉を優先タイプ:視覚タイプ➡目タイプ
・聴覚を司る側頭葉を優先タイプ:聴覚タイプ➡耳タイプ
脳タイプ別に以下のような感覚・思考・行動の特性があります。
手タイプ
特性:手触り・におい・雰囲気を重視、人とのつながり大事、ゆっくり行動
目タイプ
特性:見た目・デザイン・最先端度を重視、スピードが大事、せっかちに行動
耳タイプ
特性:音・声に敏感、順序・根拠が大事、じっくり計画して行動
脳タイプはどれか一つに当てはまるといったものではありません。
当てはまるものが多いところがそのタイプの傾向と言えます。
脳タイプ別の特性をいかすことで自分の脳タイプに合わせて意欲を高めることができます。
2 3つの脳タイプに共通する方法とテクニック
目的・目標を達成するための行動をしよう・しなければといった心理になると意欲が高まります。
意欲を高めるためには、3つの脳タイプに共通して以下の方法が有効です。
① 明確な目標設定をする
・意欲が湧いてくるゴール設定をする(ex.昇格試験に合格したら給料が上がる)
・小さな目標を積み上げてゴールを目指す(ex.〇○㎏まで減量できたら○○㎏を目指す)
・ゴールの期限を決める(ex.お気に入りの服をかっこよく着こなすために5キロ体重を落とす)
・人に目標を宣言する(ex.ホームラン宣言・月間売上○○万円)
目標が明確で何で努力をしているのか・何をどう頑張るのかといったことがわかると、挫折の可能性が低くなります。
細分化した目標ごとに期限を決め確実にクリアすると同時に人に宣言しておくことで、何としてでも達成しようと意欲が高まりますよ。
② ご褒美を決める
目標が決まったらご褒美を決めておくことで、幸福感をもって取り組めます。
・物質的なもの(ex.ダイヤモンドの指輪・高級車)
・精神的なもの(ex.達成できた喜び、やり切った自信・経験)
③ やり始めるスイッチを決める
ex.ロケットの発射台のように3、2、1、ゼロで始める
ex.スキーのジャンプのように3、2、1、Goで始める
ex.時計を見ながら秒針が頂点の12を指したら始める
意欲は脳の側坐核で作られます。
刺激が来ると活動を始め、軌道に乗るまで10分程かかるのでスイッチをいれたあと中断せず続けることが効果的です。
嫌々はじめたとしても10分間を踏ん張ることで、気がついたらノリノリ気分でがんばれていますよ。
3 脳タイプ別の方法とテクニック
脳タイプの特性に合わせることで効果的に意欲を高めることができます。
手タイプ
嗅覚から情報を得ることが得意であり好きな香りやにおいを嗅ぐことで意欲を高められます。
過去に体感した雰囲気とリンクさせることでさらに効果が上がります。
ex.コーヒー・ハーブ・花の香り、アロマオイル、ライブ・コンサート会場での一体感
目タイプ
視覚から情報を得ることが得意であり目に見えるものから意欲を高められます。
現在の自分がイメージできるものとリンクさせることでさらに効果が上がります。
ex.YouTube、テレビ、応援ビデオメッセージ(家族・恋人)
耳タイプ
聴覚から情報を得ることが得意であり音・声をきくことで意欲を高められます。
自分の成功体験に基づいて未来がイメージできるものとリンクさせることでさらに効果が上がります。
ex.成功体験したときの音声・曲をきく
まとめ
本記事は、脳タイプから考える自分の意欲を高める方法とテクニックについてお伝えしました。
気持ちを切り替えるスイッチが意欲を高める鍵になります。
独自の鍵を手に入れて明るい未来を切り開いてみてはいかがでしょうか。